前回解説した calibre on raspberry pi 環境の GCP 移行計画。
なにはともあれ、calibre の実行環境が必要。
GCP 上で何か処理をさせるとなると、GAE、GKE (Google Container Engine)、または GCE の中から選択することになる。コードを書くだけで動かせる GAE はシンプルなのだが、3rd party のライブラリを動かしたりすることは難しい。今回のように、特定処理をするアプリケーションがすでにある場合は、IaaS (Infrastructure as a Service) である GCE を使うのがソリューションとなる。
ちなみに今回の場合、必要な時だけ立ち上げるという用途であって、個人的に使うだけなのでオートスケールしたりする必要がないので、GKE も不要。
まずは calibre を起動できる環境構築。コストを極力下げるため、以下の構成で GCE のインスタンスを作成する。