我が家の近くのスーパー カスミが少し前から Scan&Go というサービスを開始しました。
アプリを使って商品のバーコードを読み取り、アプリで決済をすればレジを通ることなく買い物ができるという、Amazon Go の食料品スーパー版です。少し前に富士通と共同で開発してカスミ筑波大店で実験導入したものが他の店舗にも展開されてきています。
早速アプリを入れて、クレジットカードを登録して体験してみたので使い方を紹介します。
導入手順は至ってかんたん。
- アプリをダウンロード
- 新規登録でクレジットカードを登録
- アプリが位置情報とカメラを使えるように設定しておきましょう
そして使い方もシンプルです。
- お店についたらアプリを開いて「チェックイン」
- Scan&Go 用にスマホホルダーのついたカートがあるとそれを使うと便利。普通のカートでも全然大丈夫。
- あとは商品を取ってカゴに入れるときに、スキャンと書かれた緑色のボタンを押して、商品のバーコードを自動的に読み取ってくれるようにカメラに写します
- バーコードがスキャンできると勝手に商品名と値段が表示されます。
- 複数個買う場合は、プラスボタンで商品点数を増やせます
- 商品を選び終わったら、会計ボタンで会計してしまいます。すると QR コードが表示されるので、それは次に使うのでそのままにします。
- Scan&Go のマークの案内に従いレジ横を抜けると、最後に先程表示された QR コードをスキャンさせる端末があるので、そちらにスマホに表示された QR コードを読ませます
- 店員さんが商品点数の確認を行って、買い物済みカゴに入れてくれます
使ってみて思ったのは、以下のようなときには向いていると思いました。
- 夕方の混雑していてレジの待ち行列が長いとき
- 数点だけの買い物のとき
都度スキャンするのが面倒というのもあるし、最後に店員さんが商品点数を数えながら結局買い物済みのカゴに入れ替えてくれる作業がどうしても発生するので、商品点数が多いと買い物しながらスキャンする手間も考えると、商品点数が多い場合は普通にレジでクレジットカードや WAON で支払いするほうが早いかなという印象です。
でも、これって非常に画期的なサービスで今後どんどん普及されていくだろうなと思いました。このコロナ禍で現金のやり取りをしないというだけでなく、「支払い」というやり取りがないだけでも大きなメリットがあります。
カスミは少し前までは、セルフ支払い機で現金かクレジットカードを選ぶことができて、それだとスピーディーな会計処理ができて便利でしたが、レジのシステムが一新されて、クレジットカードの場合はセルフレジではなくてレジ横の端末に挿すタイプに変わりました。以前の磁気データの読み取りではなく、IC チップの読み取り方式に変わったことが理由だと思いますが、この処理が時間がかかるので、支払い処理のユーザーエクスペリエンスが悪くなっていました。この部分の顧客体験が大幅に変わるのは嬉しいことで、近くのスーパーがカスミで良かったと思いました。
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