2013/11/16

居心地の悪いところへ

今日、久しぶりに刺激を受けた。

今月から体制が少し変更となり、直属の上司が米国本社所在の人となった。

今までは、事あるごとに近くにいる日本語が堪能なマネージャーに相談できていたが、今度は日本語が全く通じないことに加え、時差のあるところにいる上司なので、初めての経験ということもあり、若干戸惑っている。

そして、今までは自分の上司がグローバルチームとの接点となっていた役目を必然的に自分が引き継ぐことになったので、これは本格的に外資系企業に放り込まれたと感じがする。

そんなんで、毎日のように国内外のオフィスのマネージャーとミーティングをしているのだが、今日ミーティングしたマネージャーには久しぶりに目を覚まさせられて、とてもいい刺激となった。
自分の見ているチームは日本国内向けのサービスなので、つい、グローバルチームとは区別して考えがちで、実際そういう環境でもあるのも事実。

今日ミーティングしたダブリンのマネージャーは、いつも色々な改善プロジェクトを主導していて、たまたまその中で日本が先行している代理店ビジネスの側面から要望を伝えた時に、彼にこう言われた。

「それが日本の代理店にとって重要なら、ダイスケがやらなくていいのか?人に任せていいのか?」

ものすごく当たり前で、そういうことを自分でできる会社だと思って入ったのにもかかわらず、自分で勝手に作った日本とグローバルは別、という価値観で、グローバルチームに任せようとしていた。

体制が変わり、チームの皆には今まで以上にグローバルのチームとの連携が必要と説明していたが、チームではなく、私自身に必要なことなんだと痛感。

グローバルのチームを動かすのは、考えただけで面倒で大変なのだが、イニシアチブをとって自分が責任を持つ事で、達成感は格段に違う勧められた。

私自身が次のレベルに行かなければいけない。

今までのボスのボスがボスになり、自分は何を期待されているのだろうかと考えていたが、結局は私が何をしたいかが重要であって、期待を越えないと自分の成長はない。

今年初めにうちの CEO が、「自分を居心地の悪い場所におけばよくしようと考え、それがイノベーションを生む」と言っていた。

自分を次なるステップに成長させるために、自ら「居心地の悪い場所」に身を置くことにしよう。

しばらくこのダブリンのマネージャーをお手本としよう。

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