今回カリフォルニアに出張していたのだが、最終日に同行していた同僚の旧知の友人がオーナーをしているというレストランで食事をすることにした。
Kusakabe
Suchi in Kaiseki Style と銘打っている通り、お寿司懐石のお店。サンフランシスコのダウンタウンにあり、オープンして7ヶ月位だが、4ヶ月目にはすでにミシェラン1つ星をゲットしている超人気店とのこと。なかなか予約が取れない中、たまたま3つ席があいたということで予約がとれたらしい。
私は普段、海外出張したときに日本食を食べることはまず無いのだが、これほどの人気店に行けるとあって、連れて行ってもらうことにした。
オーソドックスな寿司屋とは異なり、新しいお寿司を新しいカタチで提供するというスタイルもあり、店構えは和風っぽさもありつついかにも食通が好みそうなおしゃれな作り。
店内もカウンター席の後ろ側が、たぶん元々からあるレンガの壁を活かしたデザインになっていて、寿司屋っぽさもあるがこれまた雰囲気はベイエリアのセレブが集いそうな感じ。
メニューは基本的には「Omakase」コースとなる。席につくとお品書きが置かれていて、まずはドリンクをオーダー。南部美人など日本でもメジャーな日本酒が取り揃えられているが、とりあえずビールをまずは注文。
とここで、初めてみるビールを発見「Koshihikari Echigo Beer」。
ということで試しにオーダー。アメリカで醸造しているのかとおもったら、日本でボトリングまでして輸入しているみたい。ということは日本でも飲めるビールかもしれない。
ビールの味はというと、軽めのビールなのだが、小麦とかを使ったのとはまたひと味違い、スッキリ飲みやすいビール。
食事はというと、はじめに食べられない食材の有無などを確認があり、あとは順次用意される。お寿司が出てくるのは前半と後半に数品ずつでてきて、あとは懐石料理なのでお作り、小鉢、茶碗蒸しなどがでてくる。
お寿司は、基本的には味付けまでされているもの。スモークされていたり、炙られていたりと普通の握りとは異なり一手間ふた手間かけられたもの。
普通のお寿司と違って、風味や後味までも含めて楽しめる味や香りで、とにかく美味しい。どれも1貫ずつなので、もっと食べたくなるのだが、次はどんな味なのかとワクワクする。
元々アメリカで大人気の本格寿司店の日本人板前さんが、新しいお寿司を追求するためにお店をオープンさせているので、寿司自体は当然美味しい。さらにそこから発展させているので、新しい発見や感動がある。
それなりにお値段がするが、それに見合う美味しい食事と雰囲気のあるお店だと思う。
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