2020/04/19

だいじょうぶだぁ、がテレビで放送されない諸事情

志村けんさんの所属事務所であるイザワオフィスが、志村けんの人気番組だった「だいじょうぶだぁ」を YouTube で配信をはじめました。

とりあえず第1話をみましたが、世代としてはドンピシャなので「これこれ」と嫁さんと爆笑しながらみてました。オチがわかっていても腹抱えて笑えるのがドリフターズであり、その流れを引き継いだ志村けんのお笑いのスタイルですね。世代を超えて愛されていることからもすごい人達です。

配信にあたり「諸事情によりテレビ放送できない」とあったので、たぶんあれか、と思ったのですが、久しぶりの「だいじょうぶだぁ」をみて、これはたぶん今のテレビ的に大丈夫ではないのかもと思いました。



「諸事情」に関しては、たぶん「だいじょうぶだぁ」にレギュラー出演していたタレント田代まさしのことだろうとおもいました。過去の薬物事件などの印象もあり、それがメインで出ている番組はなかなかテレビ放送としては扱いづらいコンテンツなのだと思います。先日の志村けんの追悼番組でも「だいじょうぶだぁ」のコントで田代まさしとの絶妙なコントは放送されませんでした。

YouTube であれば、たぶん、そういった事情に手厳しい人も「嫌なら見なければいい」ということなのか、公共の電波を使ったテレビ放送に比べて、コンテンツの再利用をしやすいのだと思います。

でも、だいじょうぶだぁの第1話を見て思ったのは、田代まさしのことだけでなく、今のテレビ放送にこれはだいぶギリギリのネタをやっているのではとおもいました。あの当時は普通にゲラゲラ笑っていましたが、結構普通に下ネタだらけなので、昨今そういった番組が少ない中では「だいじょうぶだぁ」レベルの下ネタは結構きびしいのではとおもいました。

世代的にめちゃくちゃハマっていた世代なのでなんとも思っていないのですが、年頃の子供達を持つ親として、また最近その手のテレビ番組が自主規制の元、だいぶ減ってきている中でこの番組を今のお茶の間に公共の電波で届けることは、結構チャレンジングなんじゃないかと思いました。

そうは言っても、このコンテンツは必見の価値アリです。是非若い世代の方にも見てほしいし、今の多くのコントネタの大本が、ドリフやこのだいじょうぶだぁがベースになっていることももっと知ってもらえると、もっとたのしめると思います。

志村けんさんのご冥福をお祈りするのと同時に、このコロナウィルスで多くの人たちがもがいている中で、お家で楽しめる最高のエンターて意味エントとして、イザワオフィスの方を始めたくさんの関係者がこの国宝級のコンテンツを、オンラインで配信してくれていることに感謝を申し上げます。

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