2011/05/22

転職という決断

今回は妥協をしたくありませんでした。

修士1年目の終わりに、マスター卒向けの就職活動を開始した時、第一希望はホンダ技研でした。
ロボット関連の研究をしていた事もあり、当時アシモを発表したホンダは、当然憧れの就職先でした。

しかし、10数年前も当時の工学部は推薦が主流のため、ホンダの様な人気企業の推薦をもらうのは競争が大変な事に加え、私が在籍していた専攻からの推薦ワクがありませんでした。

そこで取りうる手段は自由応募か推薦の取れる他企業への希望変更です。

私は悩んだ末に推薦を取りました。


当時は就職氷河期でもあり、自由応募で内定を取れる自信もありませんでした。そこで、研究の過程で学んだソフトウェアの技術を活かせる仕事を求め、いまの会社を選びました。

この時の選択自体には満足していて、おかげで多くのIT技術の習得やら海外赴任を経験させていただけました。また、そのお陰で、今回の新たな一歩を踏み出す勇気、自信、経験、そして技術力が持てました。

なので、今回は"絶対行きたい所、やりたい仕事"にこだわりました。

幾人かのエージェントからたくさんの企業とポジションを紹介されましたが、納得のいく内容はほとんどありません。結局は"コレだ!"と思える仕事を自ら探し、エージェントを通さず応募しチャレンジし続けた結果、時間がかかりましたが、行きたいと思っていた会社から採用の連絡をもらえました。

そうなのです。男36にして転職します。

5月末で今の職場を辞め、6月からは新天地でエンジニアとして新たな一歩を踏み出します。

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