2012/09/20

Apple TV と Hulu がテレビの未来

かつて、映画を見るのは映画館だった。

たまにテレビ放送で映画を放映するが、古いものだったり、自分で選んでみるという選択肢は当然ない。

テレビドラマについても同じ。選択肢はその時間にやっているドラマの中から選ぶだけ。HDDレコーダーが普及してるので、見る時間を選ぶこともできるが、録り溜めたものにか限る。


レンタルビデオは、自分が見たいものを選んで借りられるので、自由度ひろがった。

かつて主流だったビデオテープはほとんどなくなり、今は DVD か Blue-ray で借りられ、巻き戻しの手間もなく、またきれいな画像で見ることができる。

今は映画以外にも国内外のテレビドラマのレンタルも品数が増え、選択肢が広がった。

そんな中、我が家に Hulu がやって来た。

4、5年前からアメリカでは人気の有料動画配信サービスの Hulu。今は月額 980円で見放題。

アメリカのテレビドラマ等のラインナップが多く、見逃した昔のテレビドラマシリーズが見れたりと、人気のサービスらしい。

昨年辺りから日本でもサービスを開始していたが、基本ウェブ上のサービスだったので、映画をテレビの大画面で見たい派の私の触手は動かなかった。PC をテレビに繋いだりするのが面倒くさい。

ところがこの度、Apple TV に対応したというニュースが流れた。

Apple TV とは、わずか 10cm 四方ほどの小さい箱で、iTunes の動画やポッドキャスト、Youtube などネット上の動画コンテンツを楽しむことができるデバイス。

HDMI で接続できるので、地デジなみの HD 画質で動画コンテンツを再生できる優れものだ。

そんな Apple TV が Hulu に対応したのだ。

しかも、Apple TV からユーザー登録すると今なら1カ月無料。

これは試してみるしかない、と言うことで、早速サービス申し込み。

iTunes のアカウントがあれば、そこで月額料金が課金される仕組み。

使い方もリモコン操作が行えるので、ビデオやHDDレコーダーと変わらない。むしろボタン数が少ない分、操作が簡単。

見たいと思ったときにリモコンで電源いれたら数十秒で鑑賞開始できる。

我が家のインターネット環境が優れているのか、バッファリングのような読み込みの待ち時間はほとんどなく、視聴開始できるのは感動的。しかもHD画質だから、言うことなし。

最近仕事からかえると、ご飯を食べて、アメリカのテレビドラマをほとんど毎日見ている。

何が一番嬉しいって、コマーシャルがないこと、その日の気分で見たい番組を選べること。

映画のラインナップも新旧揃えられてて、みたいものもたくさんあるが、豊富にあるかと言えば、まだまだだとおもう。

ドラマにしても、24がシーズン1しかなかったり、MENTALIST もシーズン1しかないなど、今後の入荷?に期待したい。

24は、シーズン5位で疲れるから見るのをやめたけど、選択肢のひとつとしてほしい気がする。

5年ほど前、次世代の記録メディアとして、HD DVD と Blue-Ray の記録争いがあったが、当時思っていたのは、所詮記録メディアという器自体は時代の流れから陳腐化し、ストリーミングの時代が来るから、どちらも近い将来消えゆくメディアと言うこと。

HD DVD から撤退した東芝はこの時、ストリーミングに舵を切り、Hulu などの新興企と提携し、HDDレコーダーでストリーミングを視聴できるようにすればよかったと思う。

もうしてたりするのかな?

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