尋常性白斑のその後

もうかれこれ9年前くらいに書いたこちらの記事にポツポツとアクセスがあります。

尋常性白斑に生姜が利くのか実験中

たぶん私同様、尋常性白斑に悩んでいる方がたどり着き、藁にもすがる思いで調べていることだと思うので、その後の経過について報告いたします。

結論から行って、上記の記事にある眉唾な民間療法ではなく、普通に病院で処方された塗り薬でだいぶ改善しました。


私の場合、残念ながら光線治療もあまり効果がなかったため中断し、しばらく諦めていました。そんな中、全く別の皮膚の疾患でかかった皮膚科の先生が、顔に出ている白斑も診てくれました。長年治療をしてもだめだったので諦めていることを伝えると、せっかくなので試しに使ってみませんかと処方してくれたのが「タクロリムス軟膏」です。アトピー性皮膚炎治療剤で、0.1% のものです。

やって損はないと思ってしばらく朝晩に塗っていたのですが、たぶん他の要因も重なってだと思うのですが、結果的に白斑が目立たなくなりました。

他の要因とは、日焼けを避けたことです。白斑がひどかった頃は、子供の少年野球のお手伝いで毎週末、終日外にいたため日焼けが避けられず、コントラストがはっきりするため一番ひどかったと思います。子供の卒団とあわせて外での活動が減ったことと、この薬の処方のタイミングがあったのか、何年かしてあまりめだたくなりました。

どのくらい目立たなくなったかというと、百聞は一見に如かずということで写真を載せておきます。あまり自分の顔写真を載せるのは気乗りしませんが、これを見て少しでも希望を持って頂ける人がいれば幸いです。

下が2012年で白斑が一番目立っていた頃です。上は2018年。ひげを生やしているのも、もともと知人に白斑も目だたくなるから生やしてみればと勧められたことがきっかけですが、ひげを抜きにしてもだいぶ目立たなくなっていると思います。

少し良くなって来ると塗るのが面倒になり放置してしまい、そうするとまた少し目立ち始めるので、また処方してもらうということをここ数年繰り返しています。それでも2012年の頃のレベルにはなることはありません。

もしお役に立てれば幸いです。